寄せられたご相談の中から、ごく一部ですが、対応の様子をご紹介します。ご相談者様にはご同意いただいていますが、プライバシー保護のため、相談者は仮名とし、相談内容も一部変更しております。
(クライアント様からのご相談4回目 主婦・山下様(仮名))
こんにちわ。山下です。
彼の浮気の証拠について、とにかく徹底的に集めることにしました。
携帯でのメールの内容や、相手の女の名前、住所、連絡先も突き止めました。
彼とは昨日、話合いをして、そのときの内容も記録しました。
話し合ってみて「彼は本当に私を愛しているのだろうか」という気持ちになりました。
まるでキャバ女のほうが、自分のパートナーだといわんばかりの態度でした。
最近は、毎日のように会いに行っているようですし、お金もかなり渡しているようです。
私も、そろそろ我慢の限界です。
(中略)
このまま離婚に至るとしても、彼の思い通りにはさせたくありません。
主人には当然、慰謝料の請求もするつもりです。
できれば彼女のほうにも・・・・
(中略)
私のほうでも離婚の準備を進めたいので、さきほど、牧口さんの「後悔しない離婚の仕方テキスト」をダウンロードさせていただきました。
引き続きのアドバイスをよろしくお願いします。
牧口からのご返信(4回目)
その後、山下さんは、離婚にむけての準備をすすめ、2ヵ月後に調停離婚に至りました。
浮気を疑っていた段階から、携帯のメールや通話記録、会話の内容、彼の行動の記録などを充分に押さえていたので、調停においても、不貞の事実が認められ、慰謝料についても、ほぼ満足できる金額が提示されたそうです。
今回の場合は、結果的に、山下さんが、浮気を繰り返す夫に引導を渡し、自ら離婚を決断したケースです。
もちろん、そうならずに夫婦関係を回復できることが一番なのですが、相手がまったく反省しない、また、お互いの気持ちが冷め切っているなど、回復がきわめて困難な状況ももちろんありえます。
そういうときには、無理に夫婦を続けるよりも、離婚というカタチもまたひとつの選択であるといえます。