突然ですが、あなたがご結婚を決意された時、仲の良いお友達に、「実はわたし、結婚するの」と打ち明けたとき、お友達はなんて言ってくれましたか?
きっと、「え~っ、ほんと~、おめでとう!!」と、心から祝福してくれたことでしょう。
それだけ結婚には、希望や喜びのイメージがありますし、『結婚』という言葉からは、愛、幸せ、未来……そんな明るい言葉が連想されてくると思います。
ではもし、今からお友達の携帯に電話をして、「実はわたし、離婚しようと思うんだけど」と打ち明けたとしたら、どうでしょう?
おそらく、「えっ、どうして?何かあったの?」と突然のことに驚き、心配して、理由を聞いてくるでしょうね。
そして、理由を聞いてくれた後には、「う~ん、気持ちはわかるけど、やっぱり離婚なんてやめたほうがいいんじゃない?」とか「もっと冷静に二人でよく話し合って・・・」と、考えなおすように説得されるのではないでしょうか。
それだけ離婚には、悲しみや苦悩といった重いイメージがありますし、離婚という言葉からは、破局、別れ、破綻・・・・・・そんな穏やかでない言葉が連想されてきますね。
ですからもちろん、お友達がそう言うのは、無理のないことです。
「離婚なんて、そんな簡単に考えるものじゃないわ」と、普通、誰でもそう言います。
私自身、決して離婚を推奨しているわけではありません。
それに、あなただって結婚を決めたときには、「私はこの人を愛している。生涯を共にして、幸せになりたい!」と思ってご結婚なさったはずです。
それだけ結婚は、あなたが幸せの階段を上っていくための、人生の一大イベントだったはずなのです。
でも、そのあなたがいま、離婚について真剣に考えておられるとするなら、、、、
その背景には、あなたがそう考えざるを得なかった、よほどの理由や事情がおありになるのでしょう。
それがどれほど辛く苦しいものであるか、私も専門家として真剣に受け止めています。
ですから、冒頭のお友達ではないですが『離婚なんてやめたほうがいいですよ。夫婦仲良しがイチバン。もっと冷静に二人で話しあって……』みたいなアドバイスをしても、あなたにとって何の助けにもならないでしょう。
そりゃあ、離婚なんかしなくて済むなら、しないほうがいいに決まっています。
そんなことは、あなたが一番わかっておられることですよね?
でも、それでもあなたは今、離婚を考えなければいけない状況にある。
あなたが望む未来のために、その選択を迫られている、ということでしょう?
同時に、あなたは、幸せになるためにご結婚されたわけですから、 (続きはこちら)