浮気には、本人が求めて始まるものと、求めずして始まってしまうものがあります。
ここではそれぞれのケースについてご説明します。
求めて始まる浮気とは
これは『恋愛の刺激やロマンスを楽しみたい』とか、『セックスしたい』『遊びたい』といった理由から、積極的に浮気相手を求めていくケースです。
彼らは、自分のしていることが浮気だとわかっていても、それ自体に罪悪感を感じていることはほとんどなく、自分なりに『このくらいは許される範囲のもの』という認識を持っていたりします。
また、『浮気は男の甲斐性だ』とか『男は本能的に浮気するものだ』という持論を展開する男性がいますが、彼らもまた浮気という行為が妻への裏切りだと頭ではわかっていても、『浮気くらい許せ』とばかりに、それをやめられずにいるのです。
ただ、妻に問い詰められたりするのがめんどくさいし、自由に行動できなくなるのが嫌なので、浮気していることは隠しますし、バレそうになるといろいろと嘘をついたり、ごまかそうとします。
ところが内心は、妻に問い詰められても、反省したり申し訳ないと思うよりは、『浮気ぐらいでウルサイなぁ』とか、『めんどくさいな』と思う程度で、あまり真剣に受け止めようとはしないのです。
当然ながら、悩んだり思いつめたり、食欲不振になったり、夢でうなされることもありません。
そして、自分から求めている分、自分である程度コントールして、「家庭を壊さず楽しもう」という意識を持っている人も多いです。
求めずして始まる浮気とは
一方、求めずして始まる浮気では、本人にそのつもりがないなかで、『気が付いたら彼女のことが好きになっていた』というように、心の中で相手の存在がどんどん大きくなっていきます。
自分では『こんなことはいけないことだ』とわかっているし、『これが妻に知られたらどうなるか』といったことにも考えが及んでいます。
でも、わかってはいるけど、相手のことを思わずにいられない、気がつくと彼女のことばかり考えている、といった状態になります。
そのため、本人は妻に対してかなり罪悪感や後ろめたさを感じています。
同時に、妻と相手女性の間で板挟みになり、自分の浮気で自分自身がストレスを感じてしまい、悩んだり、思いつめたりすることもあります。
いってみれば、妻も大事だけれど、相手のことも真面目に好きになってしまうのです。
だから、かえって深入りしやすいし、ズルズルと長引いてしまうことも少なくありません。
このように、自ら求めて始まる浮気と、求めずして始まる浮気とでは、浮気をしているときに抱く心理や行動の傾向も大きく違います。
そのため、妻としてあなたが取るべき行動や接し方についても、夫のタイプや状況をよく見極めて、対応の仕方を考えていくことが大切です。
それでは、浮気相手に夢中になった夫に、どう対処すればいいのでしょうか。
詳しくは浮気相手の女性に夢中の夫をご覧ください。