妻にとって浮気とはどういうことか

浮気された際の奥様の心情を理解するために、ある女性の言葉をご紹介したいと思います。

その女性は次のようにおっしゃいました。

『私は主人と結婚するために、今まで働いていた仕事をやめて、親元を離れて主人の実家のある〇〇県に引っ越しました。そこでの生活は、私にとって多くのものを失うことを意味していましたが、主人との生活こそが私の幸せだと信じていましたから、それを不満には思いませんでした。

私は妊娠しましたが、出産にともない羊水塞栓症という病気で命を失いかけました。

なんとか一命をとりとめ、主人と息子との生活に幸せを感じていた矢先に、主人の浮気が発覚しました。私は主人との未来に絶望的になりましたが、離婚はしたくありません。私にとって、彼は人生のすべてをかけて選んだ男性です。主人を信じたいです』

この方に限らず、女性にとって結婚は一生をかけた決断です。

当然ですが、それは生半可な覚悟ではありません。

結婚によって環境も変わるし、生活も変わるし、妊娠すれば命を懸けて子どもを産み、家族として生活を守り、暮らしを支えます。

女性にとって結婚とは、何物にも代えがたい、唯一無二の『幸せの場所』です。

もしそれが、ほかの女性によって脅かされたり、唯一の存在である『夫』から嘘や裏切りを受け、信頼や愛情に失望してしまったら、心に受けるダメージはどれほど大きいことでしょう、、、、。

一方、男性はそうした女性の思いをなかなか理解できず、浮気についても考え方が軽い傾向があります。

事実、お電話くださる男性からの言葉で多いのが、

『浮気くらいで、こんなに妻がぼろぼろになるとは思いませんでした』

『浮気くらいで、家庭がこんなに壊れてしまうとは思いませんでした』

『こんなつもりではなかったのですが、こんなことになってしまいました』

といった言葉です。

浮気は女性にとって、自分のみならず子どもの幸せの崩壊にもつながる、このうえない脅威です。

だからこそ、家庭を脅かす存在は排除したいし、夫であるあなたを連れ戻したいし、一生かけて守ることを誓った『家庭』を何としても守りたい。

そして、不安や恐れのない、あたりまえの日常を取り戻したい。

ほとんどの女性が望んでいることは、ただそれだけだったりします。

今日、奥様がご主人のために作ってくれる一杯の味噌汁にさえ、その思いが込められていると気づくことができたら、もう決して、浮気をしたいなどとは思わなくなるでしょう。

そうした思いをご主人自身が持たれることも、夫婦関係を修復して「あるべき形にもどる」ために、大切なことですね。