離婚したくてもできないという悩み

離婚をしたくてもできないと悩まれている方の中には、その理由として、子供のために我慢するしかない、自立できるかどうか不安といったものから、お金や住居などの物質的な問題が絡んでいる場合までさまざまです。

以下にその理由をまとめてみましたので、あなたにとって該当するものがあるかどうか、目を通してみてください。

●理由1● 子供に関わる理由

・子供の理解が得られない

・子供がいるから離婚できない。親権を得ることができないと思うから。

・子供にひとり親の不憫な思いをさせたくないから

・ひとり親は子供の就職や結婚に不利だと思うから

・子供に生活の苦労を味わわせたくないから

・離婚が原因で子供がグレないか心配だから

・ひとり親で子供がまともな大人になってくれるか不安

・子連れ再婚は難しいと思うから

・子供の受験、通学等に支障が出るから

・子供を一人にしてしまうので、防犯上の不安がある

●理由2● 自立に関わる理由

・経済的に自立できない、生活費が確保できないことが不安

・今の生活レベルを落としたくないから

・借金が返せなくなる

・住居がなくなる、住居を借りることができない

・専業主婦歴が長く、働けそうにないから

・できる仕事がなさそう、または働く場がないから

・1人で子育てして働いて家事までする自信がないから

・生活力がつくまでは我慢するしかないと思う

・実家にはお嫁さんがいるため戻れないから

●理由3● 孤独に関わる理由

・1人ぼっちになるのが怖い

・1人の寂しさに耐えられそうにない

・子どもが独立したら1人になってしまう

・老後病気になったとき1人だと困る

・1人暮らししたことがないから怖い

・困ったときに相談できる人がいないので不安

●理由4● 自分の考えに関わる理由

・別れてはいけないと考えている

・結婚とはどんなことがあっても生涯添い遂げるもの

・離婚はあらゆる面でマイナスだから

・子供が成人するまでは離婚しないのが親としての義務

・世間体が悪いので我慢している

・職業柄信用問題に関わってくる

・夫婦の絆は一生を終えてみないとわからないものと思うから

●理由5● 決断に関わる理由

・別れる最後のきっかけがない

・「別れよう」「もう少し」を繰り返している

・離婚するエネルギーがない

・別れを決断する大きなきっかけがない

・自分で別れの決断ができない

・別れ話をすると子どもが熱を出してうやむやになってしまう

・口を聞かない冷戦状態なので

・家庭内別居にしたら快適になった

●理由6● 妥協に関わる理由

・結婚生活なんてこんなものと思っている

・誰と一緒になっても大差ない

・夫婦なんてただの同居人と割り切った

・仮面夫婦状態に慣れた

・理想と現実の違いを認め理想を捨てた

●理由7● 配偶者、家族に関わる理由(不安)

・離婚したあとに、夫(妻)に付きまとわれるのが怖い

・愛情はないが、夫(妻)を一人にすることができない

・夫(妻)がどうしても離婚に応じないから

・家族が離婚することに同意してくれない

・夫(妻)が慰謝料、養育費を払ってくれるかどうか不安

・病弱な家族がいて、離婚すると医療費が払えなくなる

・妊娠している

以上のように、離婚したくでもできない理由だけでこんなにあります。

しかも、理由は人それぞれですから、書き出せばまだまだあるでしょう。

現状の結婚生活、夫婦関係を不満に思い、こうした自分を縛っている理由を乗り越えて、離婚という形でリセットして人生をやり直そうとするのは、本当にエネルギーが要るものです。

よく、離婚は結婚の10倍のエネルギーが必要といいますが、それだけのエネルギーを投入して離婚を成し遂げても、必ずしもあなたが望むとおりの人生が待っているとは限りません。

離婚という選択をしたために、あなたは今後、思ってもみなかった苦労を味わうことになるかもしれません。

もしかしたら、多少は冷えた夫婦ながらも、いまのままでいるほうがずっと幸せかもしれません。

実際、仮面夫婦時代を乗り越えて素晴らしい晩年を迎える夫婦もいるのです。

夫婦というものは、ともに一生をかけてやっと分かり合えるものなのかも知れません。

でも、離婚に伴う苦労、波乱を乗り越えて、本当の幸せを手に入れている方々も大勢いらっしゃいます。

その方々にとって、「離婚」は間違いなく、幸せを得るための大切なプロセスであったといえます。

結局は、離婚すること、しないことが問題なのではなく、その後にくる「あなたの人生」をどう生きるか、が問題なのです。

ただ言えることは、いずれの選択をしても、離婚によって、あなたの人生は大きく変わっていくことになるということです。

その結果についても、あなた自身が責任を持たなければなりません。

そのため、いわゆる離婚後のリスクマネジメント(あってはならない最悪の事態を予想し、そうならないための手段を事前に打つこと)を今からしておくことが必要になってきます。

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