先日、ある主婦の方から、こんなメールを頂きました。
「夫は、浮気したことをあっさりと認めました。でも反省する様子もなく、まるで他人事のような顔をしています」
こういう「反省しない夫」に対する悩みはよく伺います。
では「反省」とはどういう状態をいうのでしょうか。
反省には、基本的に3つのことが揃わなくてはいけません。
まず、事実を認めるということ、次に、その行為が過ちであったことを認めること。そして、その過ちを繰り返さない決意を持つこと。
これができてはじめて、その人は『反省している』という状態になります。
ところが、妻に浮気がバレたとき、事実は認めたとしても、それが過ちであったとか、相手と別れて浮気を繰り返さない約束をするといった次の段階に進んでいけない人がいます。
そんな状態ですから、自分がどれほど妻を傷つけているのか、家族の幸せを脅かしているかといった自覚まではなかなか及びません。
中には、反省するどころか、問い詰める妻に対して「たしかにそうだけど、だから何なの?」みたいに開き直ってしまう夫もいます。
さらには、涙ながらに訴える妻に対して、『辛いなら、調べたり、突き止めたりしなければいい。傷つくのが分っていてどうして調べるの?』とか、『知らないままでいれば、知って悲しむこともないのに』と、本気で言うケースもあります。
あと、浮気を反省しない夫の特徴として、とにかく「俺を信じて欲しい」という主張だけはする、というのもかなりあります。
妻との話し合いはしたくない、面倒くさいことになるのも嫌、でもとにかく信じてほしいし、今までのことは水に流して、これから夫婦としてやり直していこうよ、みたいな感じです。
でも、初めに信じてもらうのではなく、まずは事実を認めて反省し、信じるに足りる行動や誠意を見せて、その信頼を取り戻すことが本筋ですよね。
自分勝手な主張ばかりする夫には、このままではすべて失ってしまい、取り返しがつかなくなることをしっかりと認識してもらう必要がありますね。
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