夫の浮気に気づいていても、なかなか切り出せない……

ご相談くださる方の中には、「夫が浮気をしていることは確実ですが、怖くてなかなか話を切り出すことが出来ません」という方もいらっしゃいます。

そのお気持ちはとてもよくわかります。

特に逆ギレ、開き直り系に走る夫の場合、相当な勇気がいると思います。

たとえ話ができたとしても、

『夫は認めてくれるだろうか?』

『逆に責められてしまうのではないか?』

『離婚を切り出されそう』

などと考えて不安になってしまったり、

『そのうちに、夫は相手女性と別れてくれるかもしれないから、もう少しだけ待ってみよう』

と思われることもあるかもしれません。

インターネットで検索していると、「夫がキレようと何だろうと、とにかく一歩も引かずに、話し続けなさい」みたいなアドバイス(らしきもの)を見かけることがあります。

でも、浮気は人の心が複雑に絡んでくる問題ですし、そういうブルドーザーで草木をなぎ倒していくようなやり方は、まったく予想外の展開になってしまうこともあります。

浮気について話を切り出すときには、できれば証拠などの物的な裏付けも欲しいですし、あなた自身の心の方向性、つまり話し合いの後にどうなりたいのか、という点についても、明確なお考えを持っておくことが大切です。

切り出し方としては、妻としてできるだけ冷静に、静かに強く、毅然とした態度で話をするようにします。

たとえば、ある妻の場合は、以下のようにして夫に切り出したそうです

相手女性と夢中でLINEを交わしている夫に対して、疲れ果てた様子で溜息をつき、

妻『ずっと前からわかってたことなんだけど……私、もう限界だわ』

夫『え?なに?なんの話?』(夫は相手女性にLINEを打ちながら答えた)

妻『友達にも、絶対に言っちゃダメって言われていたんだけど……もう、耐えられないし、これ以上は無理だわ』

夫『???どうしたんだよ。何が無理なんだ?」(ここでようやく、スマホ画面から顔をあげる夫)

妻『あなた、女の人いるよね。〇〇〇〇(フルネーム)さんって人だよね。今、LINEしてる、その人でしょう?』

夫『……(絶句)』(もはや何も言えない)

このフルネームというのがミソです。

ここで「あなた、女の人いるの?」とか「浮気してるんじゃない?」という言い方はダメです。相手が特定できていないと思われたら、おそらく十中八九、誤魔化されます。

話を切り出すときは、これ以上嘘やごまかしは通用しないと観念させる言い方が効果的ですし、そのために必要な準備をしっかりしたうえで話し合いをされることが大事です。

また、切り出すときに、あなたのほうに責められる要素がある、もしくは責められることが予想されるような場合は、わざわざ直球勝負をする必要もありません。

たとえば、よくあることなのですが、こっそり携帯電話などをチェックして浮気の証拠をつかんだ場合、それで問いただしてしまうと、浮気をした事実の有無よりも、『勝手に携帯を見たことが許せない』とキレられて、話し合いどころではなくなってしまうことがあります。

そういう場合には、あなたにとって不利になることはあえて言わずに、たとえばメールやLINEの内容だけを利用して、『友達と〇〇に出かけたときに、あなたが女の人と歩いているところを見た』とか『あなたの行ったレストランは、私の友達が働いているのよ』といったように、話を作って切りだすというのも一案です。

 

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