夫の浮気に気づいていても、なかなか切り出せない……

ご相談くださる方の中には、「夫が浮気をしていることは確実ですが、怖くてなかなか話を切り出すことが出来ません」という方もいらっしゃいます。

『怖い』というのは、「逆ギレされるんじゃないか」とか、「逆に離婚を言われたらどうしよう」といった不安からくるものもありますし、こっそり携帯を見たことや、探偵に依頼したことを言いたくないなど、心に負い目に感じる部分があって、怖くて言えない、ということもあります。

そのお気持ちは本当によくわかります。

勇気を振り絞って切り出すしかないと分かっていても、やっぱり怖いですよね

また、切り出し方も意外と難しいです。

インターネットで検索していると、「切り出すときは、とにかく勢いで口火を切って、夫がキレようと何だろうと、とにかく一歩も引かずに、話し続けなさい」みたいなアドバイス(らしきもの)を見かけることがあります。

でも、そういう重機で草木をなぎ倒していくようなやり方は、ご主人があなたを敵対視してくる危険がありますし、私はあまりオススメできません。

むしろ、気持ち的に少し思い詰めた感じで、「言いたくないけど、言わざるを得ない」といった様子で切り出す方が、うまくいく場合が多いです。

あくまで一例ですが、ご相談いただいたA子さんのケースをご紹介します。

ご主人は帰宅した後、A子さんの目を気にすることもなく、毎日のように相手女性とLINEを交わしていました。

その日も、「仕事の相手だよ」といいながら、1時間以上も夢中になっているご主人に対して、A子さんは疲れ果てた様子で溜息をつき、次のように切り出しました。

A子さん『ずっと前からわかってたことなんだけど・・・・・・私、もう限界だわ』

ご主人『・・・・・・え?なに?なんの話?』(夫は相手女性にLINEを打ちながら答えた)

A子さん『友達にも、絶対に言っちゃダメって言われていたんだけど・・・・・・もう、耐えられないし、これ以上は無理よ』

ご主人『???どうしたんだよ。何が無理なんだ?」(ここでようやく、スマホ画面から顔をあげる)

A子さん『あなた、女の人いるよね。〇〇〇〇(フルネーム)さんって人だよね。今、LINEしてる、その人でしょう?』

ご主人『!!!!!・・・・・・』

ご主人は絶句して、何も言えずに固まっていましたが、しばらく沈黙したあと、「ごめん」と絞り出すように言って、浮気を認めてくれたそうです。

A子さんの場合は、相手女性の名前をフルネームで知っていたことが功を奏しました。

相手女性のことを妻に特定されている、ということは、浮気している男性にとって、とても怖いことなんです。

「どこまで知っているんだろう?」とか「いつからバレていたんだろう?」と、どんどん不安になっていきますからね。

もしもA子さんが、「あなた、女の人いるの?」とか「浮気してるんじゃない?」という言い方をしていたら、ご主人が認めてくれたかどうかは甚だ疑問です。

もしかしたら、あくまで「仕事の相手だ」と言い貫いていたかもしれません。

ともあれ、ご主人の逆ギレや開き直りを回避する意味でも、またあなたの本気さをしっかりとご主人に伝えるためにも、なるべく感情的にならずに、冷静にお話をなさってくださいね。

なお、スマホをこっそり見たことや、探偵を使ったことなど、ご主人に言いたくない、もしくは言うと不利になりそうなことは、わざわざいう必要はありません。

そういう場合には、メールの内容とか、調査をしてわかった状況だけを利用して話をする、というのでもよいのです。

たとえば、メールの内容から相手女性と会っていた日時や場所がわかったなら、夫に切り出したときに、『友達と買い物に出かけたときに、あなたが女の人と歩いているところを見た』とか『あなたが彼女と行ったレストランは、私の友達が働いているのよ』といった内容で話を作って観念させるというのも、じつは案外と成功率が高いです。

 

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