浮気相手と別れた後もメールする夫

あるご相談者様からのメールです

『夫が職場不倫をしていました。部下として働く独身の女性です。

私が問い詰めると関係を認め、『彼女とは別れる、もう二度と浮気はしない』と約束してくれました。

翌日、会社から帰ってきた夫は、私に『彼女とはちゃんと別れてきたよ』と言ってくれたのですが、その後も携帯でその女性とメールを交わしているようなのです。

彼女からのメールはすべて削除されているのですが、一通だけ、夫が消し忘れた送信済みメールが残っていました。

『ちゃんと別れてきたよ』と言っておきながら相手とメールを続ける夫。 いったい、どういうつもりなのでしょうか?』

【ワンポイントアドバイス】

上記の事例のように、『彼女とは別れたよ』と言った後に、メールや電話のやりとりが続いているケースでは、隠れて不倫を続けている場合も確かにありますが、夫自身は相手女性と本気で別れようと思っているけれど、なかなか関係を切れずに悩んでいるということも、意外と多いです。

自分から不倫をしておいて、別れられずに悩むというのはおかしな話に感じられるでしょうが、相手女性のほうが別れることを頑なに拒否したり、『奥さんと離婚してくれるって言ったじゃない』と涙ながら訴えてきて、優しい夫ほど、妻と相手女性の両方にはっきりとした態度が取れずに板挟みになっていることも、実は少なくないのです。

実際、社内不倫は、本人たちがラブラブでいるうちはともかく、いざこじれてくると、恐ろしく厄介です。

相手女性の中には、別れ話をしたとたんに態度が急変して、『セクハラされた』と社内にふれまわったり、自ら不倫を暴露するなどして、復讐の鬼と化していく方もいます。

またご主人が管理職の立場である場合、部下たちの間で、「女性にだらしない上司」とみなされて、組織の中での指揮がとれなくなってしまったり、管理能力を問われてしまい、結果的に自ら退職するなどの高い代償を払うことになるケースも決して稀ではありません。

また、社内不倫でない場合でも、とにかく男性は、別れ話を切り出すことにとても臆病です。

夫が相手女性と別れることを約束したにもかかわらず、メールなどを続けている場合、理由のひとつとして、『相手女性を刺激したくない』『波風を立てたくない』『無視したり拒否すればかえって騒がれるから』と、ずるずると相手女性の要求に応じている、ということもあります。

夫自身も悩んでいて、理屈では別れなければいけないと自覚しているとしたら、「あんた、まだあの女と続いているのね!」などと追及してしまうと、夫は本当のことがますます言えなくなったり、妻を避けるようになってしまうことがあります。

そこで、夫が「相手女性と別れた」と言ったあとにも、まだメールが続いているのを発見した場合は、夫の真意を確かめつつ、夫が心を開いてくれるような話し方をしていくことが、このあとの夫婦の関係を左右していく上で、とても大事なポイントになってきます。