浮気の対処:私がもっとしっかりしてしたら……?

ご相談いただいている方の中には、ご主人から「俺はオマエのこういうところが不満だから浮気をしたんだ」と開き直って言われてしまって、「私がもっと妻としてしっかりしていたら……」と反省したり、自分を責めてしまっている方がいらっしゃいます。

そして、夫に対して機嫌を取ったり、顔色を伺ったり、気に入られようとして今まで以上に頑張ってしまったりして、妻ばかりがどんどん辛くなってしまうケースもあります。

でも、『しっかりしている妻』って、どういう人のことをいうんでしょうね?

逆な言い方をすれば、妻として、どれだけ完璧でいなければいけないのでしょう?

世の中には完璧な人など存在しません。

もちろん、ダメさにも限度はあるとは思います。

たとえば、洗濯も掃除もしない、食事も作らない、子供の面倒もみない、食べおわったコンビニ弁当の容器でゴミ箱は溢れて、部屋の中には悪臭がこもっている……というなら、夫の浮気云々の話以前に、少しはしっかりやりましょう、という話になるかもしれませんけどね。

でも、そんな奥さん、普通いないでしょ?(たまに部屋の中がゴミ屋敷みたいなアイドルとかグラビア嬢とかテレビで紹介されてますけどね……(^-^;)

たいていは、家族のために、毎日一生懸命頑張っていらっしゃるはずです。

その妻に対して夫が一方的に理想像を抱いて、「それができていないから俺は不満だ、だから浮気したんだ、文句あるか?」と来られたら、逆にそれは夫側の思考が問題で、ちょっと倒錯的な気がします。

もちろん、夫であれ妻であれ、人間はそもそも不完全な生き物ですから、ダメなところもたくさんあります。

でもそれと「愛する」ということは次元の違う話だと私は思います。

完全だから愛しているのではないし、不完全だから愛せないわけでもないと思うんです。

どれだけ理想的か、と、どれだけ愛するか、は別の問題です。

不満があるなら夫婦で話し合えばいいし、そこから解決策を見つけていけばよいわけで、それをしないで浮気に逃げて、しかもバレたら逆ギレして正当化するなど、おかしいと思いませんか?

日本人は人から欠点を指摘されると素直に反省するというところがあって、それはまぁ美徳といっていいんでしょうが、その指摘が正当なものかどうかを冷静に考えてみることも必要なことだと思うんです。

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