妻との関係修復を妨げるNGワードとは?

男性からのご相談の多くは、妻との関係修復が思うようにいかず、悩んだ末にお電話をくださる方々です。

「やりなおそうと決めたのに、妻がぜんぜん許してくれないんです」

「過去の話を蒸し返されて、妻から毎日のように責められます」

「彼女とはちゃんと別れたし、妻に言われるままにGPSで居場所も教えています。疑われるようなことは何にもしていないのに、誠意がないといわれます。意味が分かりません」

もちろん、修復したいというご主人のお気持ちに嘘はないと思います。

ただ、それはあくまでも奥様の気持ちに寄り添いながら進めていくものであり、ご主人の描いたシナリオ通りに進むものでは決してありません。

多くの場合、奥様の心のケアにかかる時間は、早くても半年、普通は1年から2年程度かかっています。

『そんなにかかるの?』と驚かれる男性も少なくないですが、いちど壊れてしまった夫婦関係の修復は、思うほどたやすいことではありません。

いくつものハードルを越えて、時間をかけて取り戻していくものです。

そのことを承知していただいたうえで、まず、ご主人にお願いしたいことがあります。

修復したいと思うなら、次の二つの言葉は決して口にしないこと。

ひとつ目 『もう終わったことだろ』

ふたつ目 『やってしまったことは仕方がないじゃないか』

これは奥様の怒りに火をつけるだけの作用しかしません。

ましてや、ご主人の心にそういう思いがあるとすれば、奥様はたちまちそれを見抜きますよ。

『だって本当に終わってるんですよ!彼女とはもう会ってないし、連絡もとってないし……』

『過去には戻れないのだから、前向きにやるしかないじゃないですか!』

そんなふうにおっしゃる方もいます。

事実だけを見れば確かにそうかもしれません。が、問題はそこじゃないです。

こうした言葉が、奥様にとってどう響くかが問題なんです。

奥様と修復していくためには、奥様の心にかなう言葉が必要です。

ついでに書きますが、次の3つの言葉も、代表的なNGワードです。

『やり直そうと決めたんだから、まずは俺を信じてくれよ』

『やり直そうと決めたんだから、もう水に流してくれよ』

『やり直そうと決めたんだから、早く元のオマエに戻ってくれよ』

奥様から見たら、やり直そうと決めたとしても、やり直せるかどうかはわからないし、それができるかどうかは『あなたの言葉、態度、行動にかかっているのよ』というのが本音のところだと思います。

ご主人も、『やり直すと決めたんだから』ではなく、『やりなおせると思えるように、妻の心に寄り添っていく』ということをわかっていただきたいです。まずはそれができるのか、できないのか。

妻の心の方向がどちらに向くのかは、そのあとに見えてくるものだと、私は思います。