恋愛相談をお受けしていて、よく寄せられる相談のなかに、「恋愛が続かない」というものがあります。
付き合いはじめて2、3ヶ月で相手に飽きてしまうか、ちょっとしたことでケンカになったりして、別れてしまうというケースが多いです。
私のところに相談をくださった方のなかには、デートの最中に、彼が別な女性の名前を呼んだことから二股交際が発覚し激怒して彼にビンタをお見舞いして帰ってきました、という女性もいます。
ただこれは、彼側に原因があるわけですから、悩みとしては、『恋愛が続かない』というよりも、『誠実な交際をしてくれる彼との出会いがない』ということになるのかもしれませんけどね。
ただ、フッたにしろ、フラれたにしろ、恋愛の失敗は、あなたにとって決して無駄なことでも、恥ずかしいことでもありません。
確かに失恋は辛いものですし、相思相愛が一番なのは当然なのですが、失恋したぶんだけ、あなたはもっと素敵な女性になれる、ということも事実なのです。
よく、『彼との出会いに運命的なものを感じました』とか、『わたしは絶対に彼と一緒になるつもりです』と、固く心に誓っておられる方がいらっしゃいますが、『何が何でもこの人でなければならない』という思い込みは、交際中はもちろん、結婚したあともあまり良い結果をもたらさないことが多いです。
むしろ、もっと肩の力を抜いて彼とお付き合いを楽しまれたほうがよいかもしれません。
お二人の恋愛の温度差が大きすぎると、相手にとって、それは重荷になってしまう場合もありますし、そこからお二人の関係がギクシャクしてしまうこともあるのです。
あと、はじめはときめいたんだけれども、いざ付き合ってみると、自分が思っていたような彼ではなかった、幻滅した、という方がいます。
あるいは、前の彼と比べて、今度の彼はこういうところができてない、みたいなことを言うも人もいます。
でも、最初から自分のイメージどおりに彼が仕上がっていることなど、ほとんどありえないことですし、交際していくことによって、あなたを通して彼は確実に変わっていくはずですから、はじめから完璧をもとめるのは酷というものですよ。
ただ、お互いの中に、恋人としての意識が強くできてきたら、どうしても守って欲しいことは、話しあって決めておいたほうがいいかもしれません。
たとえば、『ほかの女性と二股はかけないこと』とか、『別な人を好きになってしまったら正直に言って欲しい』とか、『母親以外、部屋に他の女性は入れるな』みたいな、あなたが、『え~ こんなことあたり前じゃん』と思えるようなことでも、ちゃんと話しあっておくことが大事です。
なぜなら、男性は非常に理詰めで考えることが多いので、約束したことについては守る義務があるし、破ったときには償う責任を負うが、そうでないことはたとえ恋人でも自由選択だ、という認識を持つことがあり、あなたとの間に、感覚のズレが生じてくることがあるからです。
もっとも、『将来必ず私と結婚してください』、とか、『来年は絶対に一緒に住むこと』、みたいな約束は、あくまで彼とあなたとの間で、その想いがしっかりと重なってから交わしてくださいね。
デートを何回したとか、何回エッチしたとか、そういうことだけでは、(続きこちら)