離婚が決まると、子どもはむしろ安心する!?

『えっ!?』 と、思われますか?

もちろん、円満な関係にあるお父さん、お母さんがいきなり離婚することになれば、子どもも「なぜ!?」と驚き、不安にも思うでしょう。

でも、今のご家庭に、父母の著しい不和、アルコール依存、暴力、借金、あるいは家族としての愛情や絆を感じられない冷め切った関係などがある場合、それを子ども自身も悩んでいるということがあるのです。

ですから、そうした今抱えている問題から脱出するために、ひとつの前向きな手段として離婚を考え、そのプロセスをしっかりと進め、あなたがどうして離婚をしたいのか、その理由はなんなのか、離婚したあとどうなるのか、といったことをきちんと説明し、子どもの納得を積み重ねていくことができれば、子どもはそれが計画的なものであることを理解していますので、離婚が成立しても意外なほど明るく話したり、笑顔を見せたりします。

かえって離婚前よりも、親子がいろいろなことを話し合うようになり、気持ちを通じ合わせようとして互いの理解を深め合い、精神的に安定した状態になることが多いです。

もちろんあなたも、「パパと離れて暮らすようになったけど、パパは今までどおり、あなたのパパだし、これからもいつでも会えるのよ。お金もちゃんとくれるの。すっかり心配かけちゃったけど、大丈夫。あなたが支えてくれたおかげよ、ありがとう」といった言葉をちゃんと伝えることが大切です。

ちなみに、離婚後に別れた夫や妻に対して子どもを会わせることに抵抗を示す方が多いです。

たしかに「やっと落ち着いたばかりなのにそんなこといわないで」と拒否したくなる気持ちもわかります。

でも、会わせる事が約束であれば会わせないわけにもいかないでしょうし、子どもにとって、両方の親との面会の機会を奪うことはよいことではありません。

離婚後も、お子さんはあなたをお母さんと呼んでくれるでしょう?

同じ様に、お子さんは、元夫をお父さんと呼びたいのです。

その気持ちも、わかってあげてください。

また、元夫を遠ざけようとするあなたの行為を、お子さんはどう思うか、というとも考えてみてください。

また、逆に、「最初はこまめに会おうとしていたんだけど、最近はほとんど会おうとしなくなった」というような、面接する側の変化というのも、子どもは敏感に感じ取ります。

忙しいからとか、あまり話すこともないからといった理由で、子どもを避けるように面接時間を減らすことは、子どもにとってとても悲しいことです。

たとえ親側にそのような意識がなくても、「自分のことなんか、もうどうでもいいんだ」と子どもに思わせる結果となります。

愛情表現は義務ではなく、心からのものであり、それを伝えることはあなたと子どもとの絆をつなぎとめる大切な手段であることを忘れないでください。

社会的な傾向としても、「夫婦が離婚しても、親子が会うのは当然」という考え方が広がり、交流する親子は4割を超えています。

そして、子どもが離婚後も両方の親との交流の機会を与えられ、これまでと変わらない愛情を父母双方から得られていくことが、子どもの人格形成を形作るうえでも、大きなプラスになると考えられています。

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