夫婦の悩み:なんでもマイナス思考で考えてしまう妻

 私はマイナス思考なので、すぐにそういう悪いところが出てしまって……』とおっしゃる女性も多いです。

でも、マイナス思考というのは、決して悪いことではありません。

マイナス思考を自覚されている女性は、おおむね頭がよくて想像力が豊かで思慮深く、繊細な感性を持っていて、まわりに気を配れる方が多いです。

しかも頭の回転が速いので、物事が困ったことになる前に先回りして、これからか先に生じるであろうリスクに対して思いを向けることもできます。

つまり、衝突しそうになったら自動的にブレーキがかかる車と同じくらい、危険をあらかじめ察知して、対処できる能力が高いんです。

ですが、マイナス思考の方に見られる傾向のなかで、ひとつだけ困ったことがあります。

それは、今の状態に対して必要以上に悪い解釈をしてしまうクセがあるので、ときには何でもないことであっても、過剰に心配したり、自分を責めたりしてしまうことがあるという点です。

『浮気の虚像に惑わされないこと』でも書いていますが、現実の状況以上に夫のひとつひとつの反応や言動を悪く解釈してしまうと、不安や疑いばかりが強くなってしまって、あなたも疲れてしまうでしょうし、結果的に夫との関係にも悪影響を与えてしまう怖れもあります。

もちろん、あなたに不安を感じさせているご主人にも問題はあります。

たとえば、いままで残業だと嘘を言って相手女性と会っていた夫が、ほんとうに仕事で帰りが遅くなった時に、『残業で遅くなったんだ』といったとしても、その言葉をどれだけ信じられるかは甚だ疑問です。

信頼をなくしている状態で不安に感じることがあれば、それは疑いとなり、あれこれと悪い方向に考えが向いてしまうことも、無理のないことだと思います。

でも、ご主人に対して疑いや不信の言葉ばかりを言っていると、ご主人は「どうせ何を言っても信じないんだろ?」とばかりに、なおさらあなたから心が離れてしまい、あなたが「そうなってほしくない」と思う方向にどんどん舵をとってしまうこともあり得ます。

よく、『どうしたら夫を信じることができますか?』と聞かれることがありますが、信じることができないなかで、無理に信じる必要はありません。

信頼はあくまでも、信じるに足りる裏付けがあってこそ、持てるものだからです。

ただ、もしもそこに、あなたの悪い想像や過剰な思いこみが加算されているとしたら、その反動として、あなたの裏切られた感や失望感も、より大きくハネ返ってきてしまいますので、ダメージを最小限にとどめるためにも、事実を実寸大で受け止める、ということが大事なんです。

そうしないと、自分の放ったパンチで、自分がノックアウトされてしまう羽目になりますからね・・・・・・・(^-^;

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