夫が浮気をした理由

どうして浮気したのか?

妻に問いただされて、逆ギレまじりに「お前が〇〇だから浮気したんだ!」と言う夫がいます。

でも、そもそも浮気は理由ありきですることではありませんし、ましてや浮気を正当化できる理由など存在しません。

それに、こういうときに夫が口にする理由の大半は「後付け」で、単なる言い訳です。

ただ、その言い訳にも、いわゆる「三分の理」はあると思うので、客観的にそれをあなたが知っておくことは意味があります。

そこで、ここでは夫がよく口にする『浮気をした理由』について、いくつか触れてみますね。

 

理由その① 自分から求めたわけではないが、気が付くと相手女性に恋をしていた

たとえば職場に新入社員や派遣の女性が入ってきて、その女性の教育担当になったり、同じ部署で接する機会が増えたりするなかで、相手女性の指導をしたり、相談に乗っているうちに、気が付いたら好きになっていた、ということがあります。

理由その②ストレスの逃げ場所がほしかった

仕事で大きな責任を背負っていたり、お金(借金)や人間関係で悩みがあるなど、ストレスが溜まった状態のときに、その発散の手段として、女性との関係を求めてしまうケースです。こういう時は、基本的に心が弱っていますから、愚痴や弱音を吐きだしたい、でも妻には言えないため、別の女性に優しくされると、そこに逃げ場所を求めるということもあります。

理由その③ 妻に対してコンプレックスがあった

これは、妻をライバルのように見ている男性がよく抱く感情です。たとえば、妻のほうが収入があるとか、同じことをしても妻のほうが評価されるとか、なにかにつけて自分が妻よりも劣っていると感じてしまい、そのコンプレックスから、妻に対して一方的に心を閉ざしたり、対立的な感情を抱いてしまうんです。

でも、そういう男性ほど、人から認められたい欲求は人一倍強いですから、褒めてくれたり、認めてくれる女性がいると、その女性を心の逃げ場所にして、結果として浮気につながってしまうことがあるのです

 理由その④ 妻に対する不満があった

たとえば、「妻がかまってくれない」という夫は、たとえ子育ての最中であっても、妻がわが子に向ける愛情にさえ嫉妬心を抱くこともあります

あるいは、忙しい中で妻が発する「そのくらい自分でやってよ」といった何気ない言葉に傷ついたり、後回しになっていることに強い不満を持ってしまうわけです。

また、「子供の妊娠や出産のあとに、夫婦生活を拒まれた」ことへの不満を口にする夫もいます。

これも妻の気持ちや身体的な事情を理解せず、自分の欲求が満たされないことに対する不満です。

理由その⑤ プライドを傷つけられた

出産によって、女性の身体は変化していきますし、身体的にも精神的にも、すぐに夫の誘いに応じられないことも当然のことです。

時には痛みがあったり、疲れが激しくて、「とてもそんな気持ちになれない」といった状況もあると思います。

しかし、そうした妻の心情や身体の状態を理解できず、単に「応じてくれない」「拒否られた」など表面上だけを見て、「自分は愛されてない」とか、「必要とされてない」とか「プライトが傷つけられた」といった思いを持ち、妻に背を向けるようになったり、セックスフレンドなどの性的対象を求めることもあります。

 

いかがでしょうか?いくつかご紹介しましたが、これらはほんの一例です。

もちろん、こうした夫の身勝手な主張を、妻が理解しなければいけないということはありません。

夫が何を思って浮気をしようが、浮気は浮気です。

ただ私は、『なぜ浮気したのか』という理由の一番根源にあるのは、妻や職場などに対する不満やストレスよりも、夫自身に性欲や刺激に対する欲求があったり、その女性と恋愛がしたかったなど、要は相手に「欲情を抱いたから」というのが一番の理由だと思います。

中にはプラトニックなケースもありますが、それでも、感情面では何らかの欲情を抱くのがむしろ普通です。

ところが、夫自身がそれを認めることはとても勇気がいることですし、認めることで余計に妻に幻滅されるのも怖いので、自身に欲情があったことは認めずに、「妻が優しくないから浮気した」などと言ったりするのです。

妻からみたら、『呆れてものが言えない』という感じかもしれませんが、男性は理由をいくつも重ねて、『あんなこともこんなこともあった。だから自分も浮気なんかするつもりじゃなかったけど、こんなことになってしまったんだ』と釈明しようとするわけです。

 

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