そして、その日の夜から、彼はまたまたメールも電話も出てくれなくなり、子さんは完全に拒絶された状態になってしまいました。
彼女はそれでも彼が大好きなので、機嫌を直して欲しいと思いました。
でも、彼にどう対応していいのかわかりませんでした。
文字通り、彼の心がまったく見えなくなってしまったんです。
このように、思いもしなかったような言葉や態度で拒絶して、無視したり、話ができない状態になってしまう男性って、結構、増えているみたいです。
女性側からしてみると、彼が何を考えているのかまったく理解できないし、何が気にいらないのかもわけがわからない、という感じですね。
これは一言で言えば、彼の内面に、大人になりきれていない幼児性があって、彼女をひとりじめしたい 、自分の事だけ見ていて欲しい、ほかの人に関心をもってほしくないという、極端に強い感情(この感情は誰でも恋をしていれば多少は持っているものですが)あるいは、彼女が他の人を好きになってしまうかもしれないという不安、自分に自信がないとか、どうせ自分のことなんか・・・といったイジけたような感情。
それから、どうせいつかはフラれてしまうかもしれない。
そのときの辛さに自分は耐えられないかもしれない。
だから、フラれる前に、自分からフッてしまおうという感情が働くこともあるようです。
特に最近は電話で話をするよりメールで済ませてしまうことが増えていますから、人とのコミニュニケーションの取り方が上手くできない人、自分の心を表すことがとても苦手な人、自分に自信を持てない人も多いです。
そのため相手の気持ちを理解することや相手に伝えることが下手(苦手)なんだと思います。
逆に言えば、相手の心がいつも見えている状態を保つように、言葉のコミュニケーションをとることが大切ということですね
発行者 ひとみ