恋愛心理:失敗しないデートの誘い方③

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この2回断られる、というのは、実は失敗ではなくて、成功までの過程だと考えるようにしてください。

一回の誘いで彼がオッケーしてくれることのほうが少ないですし、そんなに簡単な相手なら、そもそも苦労する必要自体がないですからね。

言ってみればジャブデートは、『断られるために誘う』という感じで捉えていていいんです。

そして、断られながら、そのときの彼の反応や表情、言葉、態度を見て、彼の心が少しずつ動き出しているような感じを得られたら、それで充分手ごたえアリ、と満足しておきましょう。

彼は断りながらも、すでにあなたの存在について考え始めています。

彼が考える時間を与えてあげるために、ジャブデートでモーションをかけているのです。

彼があなたとの間に距離を置こうとするなら、かならず日常の態度や言葉、表情に変化がでてくるはずです。

なんとなく冷たいとか、避けられている感じがする、とかね。

でも、それさえも男性の場合は、あなたを意識しているからこそ、ということもおおいにあります。

だから、あなた自身は表情や態度は変化させず、これまでどおりに振舞っていてください。

彼とあなたとの距離は、近づくばかりではありません。

その日によって、その時によって、とても近くに感じることもあれば、遠くに感じることもあるでしょう。

とても親しげに話しができたときもあれば、なんか無視されたみたい、と思うときもあるかもしれません。

とくに職場や、友達と会っているときなどの第三者が身近にいる場合、あなたとの関係をまわりに知られたくないということもありますし、彼があなたのことを好きでも、なかなかそういう態度を出せないこともあると思います。

でも、あなたと彼の距離感が近づこうと遠のこうと、あなたと彼の間に、気持ちのつながりはなんとなく感じることができているはずです。

あなただって、彼がこの段階で、まったくあなたに興味なし、と思っているなら、それは自然に感じとれるでしょう? 「あ、これはダメかな」みたいなね。

でも、「なんか今日はつめたいなぁ」とかいうのは、単発的な波の上がり下がりなんで、全然オッケーなんですよ。

で、ジャブデートの話に戻りますけどね、もしも彼が「予定がつかなくて・・・・」と言うような返答をしつつも、なんとなく「押したらイケそう」という雰囲気のときには、「じゃあ、念のために私のメルアド教えておくね。都合ついたらメールして」といった感じでメルアドを教えておきます。

相手がじゃあボクのメアドも、答えてくればもうこっちのものですが、たとえそうでなくても、断られながらもあなたは連絡先を伝えることができたわけですから、それは大きな進展につながるカギとなります。

このとき、あなたのほうから、「できたらあなたのメルアドも」と言えるなら言ってもいいですけどね。

そこで断られるとさすがにヘコむでしょうから、無理することはありません。

そうして、ジャブデートを介して、彼にあなたのことを意識させ、あなたのメールアドレスを伝え、あなたの気持ちになんとなく察しがつくように仕向けておいて、三回目の誘いをかけます。

そのときが本勝負だと思ってください。

この三回目のデートで、あなたの気持ちを知っているはずの彼が、それでもあなたのアプローチにオーケーを出さないようなら、それは脈ナシ、とあきらめることも必要かもしれません。

ただ、よく心得ておいていただきたいのですが、彼の気持ちはとても流動的です。

彼はいきなりあなたのことを好きになったりはしないかもしれません。

彼ははじめはあなたのデートを断るつもりでいるかもしれません。

でも、それは次の瞬間には180度変わってしまうことがあるのです。

彼の気持ちのなかで、どこであなたの向けてのスイッチが入るかが問題です。

もしかしたらそれはあなたと会話しているときに、突然入るかもしれません。

ですから、くれぐれも一発勝負はしないでくださいね。

彼が何度かスイッチを入れられるようなきっかけをつくっていくことで、彼の気持ちがあなたに向けて動き出す瞬間は必ずあるはずです。

また、男性は助けた相手の女性に恋をする、という心理がありますから、彼が拒否らない状態なら、手助けをお願いしてみたり、相談ごとをもちかけるなどの手段も有効に使うようにしてくださいね。

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