恋愛心理:失敗しないデートの誘い方①

よく、意中の彼に近づくきっかけとして、「今年のバレンタインに彼に気持ちを告白したい」とか「今度の○○○のライブに彼と一緒に行きたい」といった、勝負どころで彼に初デートを誘う、というのがありますが、これはボクシングで言ってみれば、1ラウンドでKOしようとするボクサーと同じです。

まぁ、ボクサーなら2ラウンド、3ラウンド・・・とチャンスはありますが、恋愛で初アタックにKOというのは、ちょっとリスクが大きすぎますね。

彼をデートに誘うまでには、少なくても2回のジャブ(軽いアプローチ)を済ませていることが、成功のコツです。

よほどの自信がない限り、一度しかないチャンスにいきなりアタック、ということをしてはだめです。

彼が、あなたのことを以前から好きだった、という場合ならともかく、いままでほとんど話もしたことがないような場合は、まず、彼の視界の中にできるだけたくさん入る、ということからはじめてください。

映画のエキストラみたいなもので、とにかく、彼の視界の中にいるだけでいいんです。

ただ、決して、ウザがられてはダメですよ。

でも、できるだけ、彼の前に姿を見せてください。

初めは特に会話はしなくてもいいです。

そうして、一日に1回~2回は彼と目があうような機会を作ってください。

この目があう、というのはとても重要です。

アイキャッチは相手に好感度を与える効果がありますから、『彼の目をまっすぐ見るなんて恥ずかしいわ』なんて言わないで、ちゃんと彼と目をあわせてくださいよ。

それ以外にも、もしも彼がお仕事の同僚なら、出勤時したときに顔を見て、会釈くらいはしますよね。

それから、休憩時間とかにも、彼と顔をあわせるチャンスはあるはずです。

たとえば、コーヒーカップの販売機の前で順番を待ってるときとか。

エレベーターの前で到着待ちをしてるときとか。

もしも彼がエレベータの前にいるのを見かけたら、べつに用事がなくてもすべりこんで一緒に乗っちゃうとかね。

無理して話しかけなくてもいいんですよ。

言葉を交わすのは次の段階でいいんですからね。

まずは彼に、あなたのことを認識させる、ということが第一のステップです。

当たり前ですが、あからさまにやっちゃだめですよ。

くれぐれも度を越さないようにしてください。

彼が、「あれ、最近この娘とよく会うな」となんとなく思うくらいでいいんです。

まずはそれを一週間から二週間くらい続けましょう。

そうすれば、よほど脈がない場合はともかく、ちょっとしたきっかけで、軽い会話くらいは出来るようになっているはずです。

朝、顔を合わせたら、会釈だけの状態から「おはよう」になるでしょうし、コーヒーカップの前では、いつも飲むコーヒーがわかるでしょうから、ちょっとマネして「じゃあ、わたしもコレ」みたいに言って、同じボタンを押してみるとか。

そういうタイミングはどんどん生かして利用するべきです。

『彼と話しができるだけで幸せ』なんて思ってる場合じゃないですよ。

ちゃんと、あなたのアプローチに対して、彼がどんな反応をするかとか、表情、態度をよく観察してください。

べつに、あなたのことを見て、彼がすごく笑顔になるとか、すごく愛想よく話かけてくるとか、英国紳士みたいにしてあなたのことを扱ってくれる・・・・ような必要はありません。

(逆に、そういうのは、下心ありありですから、私はあんまりよいことではないように思うんですが、)ともかく、彼の中で、あなたの存在が身近なものとして定着するように、ちょっとした会話を重ねていくようにしてください。

ただ、天気がいいですね、とか、今日は寒いですね、とかいうつまらない話は、きっかけづくりとしてはいいかもしれないですが、それでは彼はあなたをまわりの女性と同じ程度にしか思いません。

たとえば、「天気がいいですね」と言ったあとに、ふと彼の首元をみたフリで、「あ、ネクタイまがってる」、とかね。

いえ、べつにホントにネクタイが曲がっている必要はないんですよ。

「あなたのことを意識してます」とか、「あなたのことをいつも見てるんですよ」というサインとして、そういうことを言ってみるわけです。

職場が同じなら、一日にひとつくらいは、彼に自然に頼める、何かの用事がありませんか。

何かで彼に助けてもらうとか、手伝ってもらう、という機会に恵まれたときはチャンスです。

でも、そのときに、「あとでお礼に食事でも」なんて誘いをするのは、せっかく貯めたポイントをあっさり使ってしまうようなものです。

彼にお礼をするのは、勝負どころでいいんですよ。

普段は逆に、貸しを持たせておくことのほうが大事です。

そうすると、彼は『彼女にはいくつも貸しがあるな』と思っていますから、心理的にも声をかけやすい存在になっていきます。

彼があなたを見て、自然に話しかけてくるようになったら、彼にむけてジャブデートをしかけます。

ジャブデートとは、本番の前に、軽く彼にその気にさせるような誘いをかけてみることで、まぁ、2回くらいは断られてもいいと思っててください。

ジャブデートのポイントはいつでも行けるもの、いつでもやっていることに誘う、ということです。

たとえば・・・・・・・ (続きはこちら)

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