ケンカをすると、そのままケンカ別れして、そのまま次に会うときまで連絡をしないとか、どちらかが謝ってくるまで放置状態にするカップルがいますが、それは非常に危険です。
ケンカ自体はしてもいいんです。
ケンカするほど仲が良い、なんていいますしね。
ケンカできる相手がいるだけ幸せですよ。
でも、ケンカは始めた以上、終わらせなければなりません。
ケンカしたなら、仲直りしなければなりません。
お互いに言いたいこともあるでしょうし、どっちが悪いとか、どっちが謝るとか、いろいろあると思いますが、ケンカをしたら、その日のうちか、すくなくても翌日には、仲直りすることをルールとしてください。
よほど意固地な彼でない限り、たいていの場合、根負けして男性が謝ります。
ただ、彼が謝ってきたからと言って、彼が心から悪かったと思っているかどうかは別です。
彼にとって、ケンカの原因などどうでもいいし、どちらが悪かったのかも、もうどうだっていいんです。
ただ、あなたと仲直りしたいと思っているんです。
だからとにかく、自分が謝ってことが済むなら、仲直りできるなら、自分が悪かった理由を探し出してでも、彼はあなたに謝ろうとするのです。
もともと男性の脳は、女性のようにマルチトラックじゃありませんからね、女性のようにあれこれと複雑に考えることは苦手ですし、ケンカしているときはほとんど思考が止まっている状態のはずですし、それでなくても口げんかで勝てるわけもありませんからね。
白旗をあげてしまったほうが楽ですし、いつまでも二人の関係が気まずいよりも、自分が悪者になって、土下座したほうがマシなんですよ。
まぁ、なかにはヘソをまげていつもでもケンカを続行する男性もいますし、自分からは絶対に謝らない、というガンコな男性もいます。
そういう男性には、さすがにあなたから折れることも必要かもしれませんが、女性の場合は、悪くないことについては、できるだけ悪くないと主張したほうが私はよいと思います。
そこで簡単に折れると、クセがつきますからね。
ただ、ケンカになった原因については、男性と女性の脳の構造上、ある程度は不可抗力というか、しかたのない部分もあります。
たとえば、別項目でも書きましたが、男性の脳というのは、一度に二つの情報を処理することができません。
だから、テレビを見ているときやパソコンをしているときなどは、あなたが言ったことについて、まともに聞いていないとか、無視したように思えることがあるかもしれません。
また、あなたとの会話の中で、あなたの言った内容の中に、別な内容が二つ以上混在していると、彼の脳はあなたが何を言っているか、理解することができなくなります。
また、あなたが何度も注意していることを彼が聞いてくれないときは、あなたはあまりに口うるさく、彼に同じことを言いすぎたことが原因だったりします。
彼はもう、あなたがそう言う事に慣れっこになってしまっていますから、あなたが本気で怒っているときにすら、「いつものことだろう」と思い、行動に移そうとしなくなっていたりするのです。
こういう場合には、あなたが感情的に怒っても、彼にしてみれば、悪意もないし、あなたを無視したわけでもないし、あなたに逆らうつもりもないし、あなたとケンカするつもりもないのです。
たとえ彼がその場から立ちあがり、部屋を出て行くことがあったとしても、多くの場合は、ただ頭が混乱して、言葉がフリーズして、口から出なくなってしまっているだけのことが多いのです。
そんなとき、彼らはいつもこう思っているはずです。
「なんであいつは・・・・・・・・ (続きはこちら)