男性が本心を語ろうとするとき

イラスト妻に浮気がバレて、「あなたはどうするつもりなの?」と問われたとき、すんなりと自分の本心を語れる男性はほとんどいません。

妻に浮気がバレるなんて、人生の中でもあんまりないくらいの最悪の事態ですから、まず例外なく、頭の中がパニックになっていますし、思考停止しています。

しかも男性は物事を理屈で考える傾向がありますから、自分の気持ちや本心といった『感情』を言葉にすることがとても苦手です。

自分が本当はどう思っているのか、どうしたいとのか、といったことを人に説明しようとするときには、まず自分自身のなかで考えを整理して、ある程度まとまってからでないと、うまく話ができないんです。

だから、問いただしたも「わからない」とか「どうでもいいよ」とか「君はどうして欲しいんだ?」と逆に聞いてきたりして、自分で考えることを放棄してしまう男性も少なくありません。

これは夫婦喧嘩などの場合も同様です。

夫婦喧嘩になると、黙り込んでしまう男性がいますが、これは、男性は感情の下にある自分の気持ち(=本心)と向き合うことが得意ではないので、そこにたどりつくまでのスピードが、女性にくらべてとても遅いんです。

つまり、怒って黙り込んでいるというよりも、どう話していいかわからなくて、フリーズしていることのほうが多いです。

優柔不断な男性は、もともと自分で決断することが苦手ですから、なおさらいつまでももたもた考えて、なかなか自分の気持ちを話そうとしません。

そんな彼に、 あなたはついつい、イライラしてしまうことがあるかもしれません。

でも、彼は今、頭の中をフル回転させて考えていますので、そこはどうか、じっと我慢してください。

そこであなたが、マシンガンのようにまくしたててしまうと、男性の脳は感情の下にある自分の思いと向き合うことができず、面倒くさくなって「もういいよ」とか「どうせ俺が悪いんだろ」と投げやりになったり、逆ギレして話を打ち切ろうとしたりしてしまう怖れがあります。

ですから、話し合いや言い争いをするときには、本当は何が問題なのか、あなたにはわかっているとしても、先を急がせるのではなく、彼に自分の気持ちをはっきりさせるためのプロセスを踏ませてあげるようにしましょう。

そして、『悪かった』とか『愛している』という答えを、あなたが言わせるのではなく、彼自身に見つけてもらうことが、彼の意識を変えていく上でとても大切なのです。

 

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