浮気というテーマに思う

浮気という問題は、雑誌やテレビのバラエティ番組のネタにされたり、芸能人のスキャンダルと絡めて、どこかオモシロおかしく取り上げられることが多いのですが、悩んでいる方本人にしてみたら、本当に辛く、苦しい問題です。

そして、表面上は単に『夫が他の女性と関係を持っている』というだけのことのように見えても、実はその背景には、見えない部分にいくつもの原因や理由が重なって、それらが複合体となって起こっていることが多いです。

たとえば夫婦間の価値基準に決定的な相違があって、妻が許せないと思ってることに対して、夫は罪悪感のカケラも感じておらず、夫婦のコミュニケーションは皆無で、家ではほとんど口もきかないくせに寂しがりで甘えんぼの夫が、家庭環境や仕事のストレスから逃れるために、ガス抜きの手段として浮気をしているケースもあります。

また、幼少の頃からの生い立ちや若い頃からの習慣、心的外傷(トラウマ)に由来する原因が重なっていることもあります。

これらの問題が、まるで多層構造のように重なっているような場合、単に『夫が浮気をしている』という現象だけを見ていては、解決するどころか、かえって『木を見て森を見ず』ということになりかねません。

その意味では、浮気という問題は、総合的に考えなくてはいけない一面があり、専門家にとっても、一筋縄ではいかない部分もいろいろとあります。

そういえば、離婚を経験したあるタレントの女性がテレビの番組で、『夫婦関係をよくする本を10冊くらい読み漁ったが、何も役に立たなかった』とコメントされていましたが、そもそも浮気や夫婦問題において、本に答えが載っているはずがなく、ましてや『こうすれば解決できますよ』なんて単純な答えなど存在しません。

大事なことは、はじめからある答えに当てはめていくのではなく、あなたが求める答えに対して、どうやってたどり着いていくかです。

そのためには、もちろんカウンセリング的な心のケアも大切ですが、それとあわせて、現実的な問題についても対処方法を検討したり、ご主人の心理、本心を客観的に分析して、メンタル的な対策を講じたり、あなたが大切に思うもの、失いたくないものを明確にして、あなたの将来に向けて、間違いのない方向性を見出していくことが必要だと考えています。

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