職場の同僚と不倫…その結末は?

【東京の主婦、A美さんからのご相談】

東京の主婦 A美さんから、次のようなご相談をお寄せいただきました。

『夫は職場の同僚と不倫をしています。
携帯にあまりに頻繁にメールが来るので、隙を見てチェックしたところ、ハートマークのついたメールがたくさん見つかりました。
メールの内容から、相手は職場の女性であることは確実です。
夫は家では優しいです。子どもの面倒も見てくれます。ただ最近、嘘をついて外出することが増えました。
今のうちに別れさせたいのですが、どうしたらいいですか?』

【ワンポイント・アドバイス】

不倫相手のトップ3に入るのが、職場の部下や同僚です。

同じ職場だけでなく、たとえば、東京本社と大阪支社のそれぞれの部署のふたりが、月に一度の出張のたびに会うとか、違う職場で会社も別だけれども、(派遣会社や請負、出向社員を含む)仕事の内容で接点があって、二人がこっそり会えるようになっているケースもあります。

また、職場の環境が、不倫を誘引していることもあります。

たとえば、女性とペアで動くことが多かったり、女性の社員が多い職場だったり、お客さんに女性が多かったりといった具合です。

不倫相手が職場にいる場合、関係が発覚して問い詰めて、ご主人が相手と別れることを約束してくれたとしても、結果的には仕事で毎日会う事になったり、仕事上のやりとりを絶つ事ができずに、事実上は続いてしまう、ということもよくあります。

『不倫相手としては別れたけど、仕事は仕事だから』と言われてしまうと、それ以上に追求することもできなくて、事実上、職場が不倫の隠れ蓑になってしまうこともあります。

一方、職場での不倫は、相手女性とうまくやれているうちはよいのですが、いざ関係がコジれてしまったときには、恐ろしく厄介な相手になる場合もあります。
イラスト  たとえば、上司や他の同僚に根も葉もない噂を流されたり、セクハラ、モラハラを訴えられたり、仕事上の指示や命令を無視したり、わざと業績の足をひっぱるようなことをされて、最終的には仕事を辞めざるを得なくなった事例もあります。

今のご時勢、不倫によって職を失うというのは、人生にとって計り知れないマイナスです。

不倫は初めのうちこそ恋愛気分、恋人気分で夢心地かもしれませんが、結局、最後は失うだけ、苦しいだけの行為であるということを、不倫をしているご本人に、しっかり認識していただくことが大事ですね。

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