夫の心理・話を聞いてくれない夫

よく、テレビに夢中の夫が、妻が話しかけているのを無視していて、それがきっかけで夫婦喧嘩になってしまったという話を聞きます。

あなたも、一度はそんな経験をお持ちではないでしょうか。

でも、決してご主人の肩を持つということではないのですが、ご主人は、あなたの話を無視していたわけではないのです。

男性の脳は、一度に二つの情報を処理できません。つまり、ご主人がテレビを見ているときに、あなたの話を聞いてない、というのは、何もあなたの話を無視しているのではなく、テレビの情報を処理するほうが脳の中で優先されてしまい、あなたの話を処理する作業が追いついていないんです。
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ただ、そういう時でも、ご主人はあなたが言っていることは言葉としては聞こえていますので、「私の話、聞いてる?」とあなたが問いただすと、「うん、聞いてるよ。昼食に食べたパスタが固かったって話でしょ」とかいう返答が返って来たりします。

正直言って、男性はテレビから音が出ていると、その番組をろくに見ていなかったとしても、音や映像に思考が邪魔されて、他のことに集中することはできません。

あなたも受験勉強のときに、勉強しながらテレビを見る、ラジオを聴く、という「ながら勉強」をしたことがあると思いますが、男性の場合、どちらかに意識を集中するしかないので、実は非常に効率が悪いです。

ヘタをすると、聞いていたラジオの内容は覚えているのに、その時にやったはずの試験勉強の内容はさっぱり覚えていない、ということも普通にあります。

イラスト まして、言葉の中に含まれている内容を判別し、処理する能力は、男性と女性では歴然とした差がありますので、あなたと会話をしているときの彼は、まるでスタスタと前を歩くお母さんを必死で追いかける幼児の様に、一生懸命あなたの話についていこうとしているはずです。

もしもあなたが本気モードでしゃべり始めたら、彼は、はじめの3つ目くらいの話題でもう、わけがわからなくなってしまうかもしれません。

そういう状態で、彼が急に無口になったり、黙り込んだりする、というのを見て、機嫌が悪くなった、とか、怒っている、と心配になったりすることがあるかもしれませんが、大体の場合は、怒っているというよりも、話についていけなくて、何を言って良いかわからず、置いてけぼりの状態だったりします。

あなたがもし、こうしたご主人の思考状態に気がついたら、少しだけ気をつかってあげてくださいね。

テレビを見ているご主人に話しかけるときには、ご主人の名を呼び、できるだけ彼の目線をあなたのほうにむけさせながら、話をするようにしてください。

あなたと目線が合っているときには、ご主人は「あなたの話を聞きますモード」に切り替わっているはずですからね。

イラスト もしも、どうしてもちゃんと聞いて欲しい大事な話があるのなら、テレビを消すか、番組が終わるのを待ってあげてください。

そのとき、「テレビが終わったら、あとで大事な話があるからね」と、あらかじめ言っておくのがポイントです。

こうして予告しておくと、彼の脳は「あなたの話を聞く」という行動を、脳の優先順位の上位に設定して、しかも好奇心が駆り立てられて、「はやくあなたの話を聞きたい」という気持ちになったりします。

うまくいけば、その場でテレビを消して、あなたの話に集中しようとしてくれるかもしれません。

あ、ひとつ言い忘れましたが、車を運転しながら音楽を聴く、という行為は、運転する上での悪影響はありませんけれども、例えば、その曲の歌詞を覚えようとしながら運転していると、あなたとの話はほとんど生返事になったりします。

そっけない態度に思えても、どうか怒らないでくださいね。

そのとき彼は、「いまカラオケ覚え中モード」なので・・・・(^_^;)

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