浮気相手と妻、どっちも大事という夫の心理

よくいただくご相談の中に、『どうして男は、不倫をしているときにも妻に優しくできるの?』というものがあります。

このときの男性の心理としては、もちろん相手女性に心が向いている状態ではありますが、同時に、妻に対する後ろめたさや、浮気がバレないようにカムフラージュのために『よい夫』を演じたり、疑われていないかどうか妻の反応を見るために機嫌をとったり、わざと家のことを手伝ったり手土産を買って帰るなどして、今まで以上に優しい態度で接するようになることがあります。

また、浮気をしていても、基本的には妻との関係はよい状態を維持したいと思っていますので、家に帰ってくれば今までどおりに妻と接して、キスやハグなどの愛情表現やスキンシップを取ろうとします。

つまり、男性からみれば、浮気相手と妻は、どちらも『自分が好きになった相手』であり、また『どちらも大事で、失いたくない相手』であるわけです。

『どっちも大事だなんて、頭の中、どうなってんの?』と思われるでしょうね。

これはイメージ的には、夫の頭の中に二世帯住宅が建っていて、一階に妻を住まわせ、二階に相手女性を住まわせて、自分が一階と二階を行き来している感じでしょうか。

そして、妻のもとに帰ってくるときには、『さぁ、今から家に帰るぞ』と頭の中でスイッチを妻のほうに切り替えて、『ただいま~』と帰ってくるわけです。

逆に、相手女性のもとに行くときには、『さぁ、今から彼女のところに行くぞ』とまたスイッチを切り替えて、二階の玄関をくぐる感じです。
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ただ、頭の中でいちおうスイッチは入れ替えていますが、妻と一緒にいても、彼女のことを考えて『心ここにあらず』の状態になったり、メールやLINEが気になって挙動不審になることは普通にあります。

あと、浮気が始まって最初の3か月~半年ていどの間は、相手女性に夢中の状態が続きますが、そのあとに今までのテンションが急に落ちついて、冷静に相手女性を見れるようになる時期があります。

これはいわゆる『幻滅期』というもので、恋愛中の恋人でも同様に起こります。

浮気が始まった当初は、相手女性のことがとにかく好きで、どんなことも許せて、素敵に思えていたのですが、そういうときめきや刺激的な感覚はある程度の時間を経ると必ずトーンダウンしていきます。

そして、幻滅期を境に、相手女性のイヤなところや、気持ちが全然合わせられない部分が見えてきて、文字通り『幻滅』していくわけです。

彼女に対する気持ちが落ち着いてくると、逆に『ああ、こういうところは妻のほうがちゃんとしてるな』とか『ここは妻のほうがわかってくれてるな』というふうに、相手女性を見て妻を見直す、というところが出てくるのです。

そうすると、いままで浮気をして妻のことにほとんど無頓着だった夫が、なんだか急に優しくなったり、スキンシップを求めてきたりして、気持ちを取り戻そうとするようになり、夫の浮気に感づいている妻から見れば、『浮気しておきながら、なんでそんなに優しくできるの?』となるわけです。

いずれにしても、浮気をする男性の心の中においても、妻の存在は簡単になくせるものではありません。

家庭があり、家族がいて、妻との関係も失いたくないと思いながら、フラフラと気持ちが相手女性に行ってしまっているようなケースでは、一時的な気の迷いはあっても、夫婦関係のありかたを見直したり、夫との向き合い方を修正していくことで、最終的には妻のもとに帰ってくるケースもとても多いです。

相手女性と別れてもらう方法はもちろん、夫婦関係の修復についても、具体的な方法についてもお伝えすることができますので、お悩みの方はぜひご相談ください。

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