相手の親を引っ張りだすことはできませんでしたが、本人と話をすることはできました。
本人は、「やはり納得できない。本気で付き合っていたし・・・」と言っていました。
でも、「あなたにもお子さんがいるでしょう?これが母親として、お子さんに胸を張って言えることでしょうか?親御さんにも、どれだけ心配させているか、わかりませんか?」
何歳も年下の私に毅然と言われたことで、女性は何かを感じたようでした。何も言ってはくれませんでしたが。
私は、「今後も父との関係を続けるようですと、こちらは法的措置をとるつもりでいます。もちろん、それは望んではいません。父への電話やメールも一切、お断りします」と伝え、その日は終わりました。
次の日、父親に「もう二度とこんなことはしないでくれ。信じているが、まだ関係が続いてたり、また同じようなことをするつもりなら、もう私はお父さんを許さない。敵に回してでも裁判するし、どんな手を使ってでも痛めつけてやるからね。そうならないように祈ってるよ」と言い、帰ってきました。
とりあえず、別れさせることはできました。
まだ、完全に不安が拭い去れたわけではないけれど、父が母の元に戻ってきたことで、また夫婦の時計の針が動き出したことは、素直に良かったと思います。
もちろん、当面は監視を続けますけれど。
牧口さん、いままでアドバイスいただいて、本当にありがとうございました。
また何かありましたら、お願いすると思いますが、その時はよろしくお願いします。
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石野さんとは、約3ヶ月にわたるコンサルティングが続きました。
そして、周到に準備をされたうえで、お父様ともきっちりと話しをされ、相手女性と会い、別れさせるところまでもって行かれたこと、とても勇気のいることだったと思います。
今回は、娘が父親の浮気をやめさせるという、ちょっと珍しいケースではありましたが、石野さんの行動や、その時々の状況に応じた判断は、今現在浮気に苦しんでおられるあなたにとっても、参考となる点が多々あるのではないかと思い、ご紹介させていただきました。