夫の浮気発覚のきっかけとなった、いくつかの事例を参考に、浮気の見抜き方を考えてみましょう。
◆東京都 主婦 F美さん
あれ?・・なにか変だぞって女の人はすぐ気づく。
でも疑ったらきりがない。すべての行動が疑わしくなる。
そこからは我慢して、絶対に携帯などは見ない。ひたすら信じる。
大丈夫。いろんな本を読んだりして気持ちを安定させる。とにかく信じきる。
《ワンポイントアドバイス》
女の直感というのは、だいたい当たりますから、あなたがおかしいと思ったときには、まず間違いなく、なにかあります。
ただ、確かに疑いだすときりがないですね。
その意味では、ひたすら信じきる、というのもひとつの手かもしれません。
夫がいつか目を覚まして戻ってきてくれることを信じてひたすら待つ、という姿を見せるのも、逆に夫に自己反省させる要素に為りえるかもしれません。
ただし、事実上、浮気を放置して流れに身をまかせるという形になるので、浮気に絡むリスクはどれもこれも無限大におおきくなります。
あなたがどんなに信じていても、放置しておいて戻るという保証はありません。
つまり、あとからの取り返しはつきません。覚悟が必要です
◆山口県 主婦 H子さん
なんだかよそよそしい。隠し事をする。
《ワンポイントアドバイス》
浮気自体が隠し事ですから、二人っきりでいるときなど、夫がよそよそしい態度になり、なんとなくその場の空気が不穏になる、というのは直感的に感じられるものです。
以心伝心。何かを隠せば、隠していることが相手に伝わる、ということです。
まして、夫婦となれば、顔を見なくても相手の気持ちくらいわかってきます。
隠し事をしているかどうかをチェックするカンタンな方法として、二人で車に乗ったり、部屋でくつろいだりしているときに、相手が腕組みをしているかどうかを見る、というのがあります。
心の中に、ブロックしている部分があって、なにかを知られたくない、隠しておきたい、という心理が働いて、自然に両腕を組ませるというわけです。
話し合いのとき、腕組みをしながら聞いているのは、もろにあなたの言葉に対して身構えている証拠です。
◆鳥取県 主婦 K代さん
単身赴任中に会社の女の子と浮気されました。問い詰めたくても本人が不在で・・・
《ワンポイントアドバイス》
単身赴任は浮気の温床です。
特に、普段なにも言ってこない夫が、急に電話をしてきて、「明日は○○があって帰りが遅いよ」とか、「明日はこっちに来るの?」などと確認してくるときは要注意。
そういう時は、電話では「うんわかった」、といいつつ、抜き打ちで訪問してみましょう。
ただ、遠距離の場合には、なかなか難しいので、たとえば電話をしてみる。
ちょっとマジメな口調で、「実は近くにいるの。あと五分くらいでそっちにいくね」とあえて言ってみる。
電話の向こうであわてたり、あなたを遠ざけようとするようだと、なにか、ある。
もちろん、そのあとでほんとにいくのは無理なので、疑いが解けたら、「な~んちゃって。行くのは心だけよ?」とちゃんとフォローしておいてくださいね。
◆京都府 主婦 A美さん
うちの夫は「今日何してたの?」とか「どこ行ってたの?」と聞くと、何もやましい事が無いときは「○○行ってた」と普通に答えるのですが、やましい事がある時は必ず「どうして?」と聞き返してきます。
《ワンポイントアドバイス》
質問に対して質問を返してくるというのは、嘘をついている人がよく見せる反応です。
『どうして?』と聞くのは、あなたがそれを聞く心理を知りたいとか、隠し事がバレていないか確かめたい、という気持ちが働くためです。
つまり、その質問が自分にとって害となるものでないかを警戒しているということ。
でも逆に、そういう状態のときだからこそ、相手の反応を見ながら突っ込んで聞いてみると、何を隠したがっているのか、だいたいわかってきます。