GPSは、リアルタイム検索型と軌跡データ記録型に分かれているので、目的や用途にあわせて選ぶ必要があります。
このページでは、軌跡データ記録方、いわゆるGPSロガーについて説明します。
■リアルタイム検索型GPSについてはこちらをご覧ください。
■GPSロガーについて
軌跡データ記録型GPSです。
たとえば車などに設置して、その車の移動履歴(場所と時刻)を記録し、あとから端末を回収して、パソコンにつないでそのデータを確認するタイプです。
ただし、リアルタイプ型と違って、今どこにいるかを知ることはできません。
契約する必要がないので、万が一端末が第三者に発見されても、そこから所有者が知られる心配はありません。
以下の『忍者』は、プロの探偵もよく利用します。少々高価(48,000円くらい)ですが、信頼性も高く、非常に高性能です。
◆忍者シリーズ
ライターと同じくらいの大きさのGPS 端末です。いくつかの種類がありますが、下記のタイプがよく利用されます。
箱のように見えるのは、外部バッテリーが一体になっているためで、もちろんこの中にGPS本体も入っています。
連続で96時間のデータ記録ができます。
丸い部分は強力なマグネットになっていて、車のシャーシー(下部)の金属部分に固定するだけで使えます。
(こうした磁石のついたGPS用ケースは、インターネット通販でも単品で買い求めることができます)
車内に設置する必要がないので、装着や取り外しも簡単です。
蓄積されたデータはパソコンに接続して、専用ソフトで解析します。
すると下記のように、移動した様子が地図上で確認することができます。
もちろん、移動時間やその場所での停車時間もわかります。
専用ソフトによって、一覧表としてパソコンに表示することができるので、移動の様子は一目瞭然です。