浮気の理由:居場所がない、と主張する夫

浮気をした理由として、「家庭の中に自分の居場所がなかった」ということを主張する夫がいます。

これは自分の書斎がないとか、リビングでは落ち着かないとか、そういうことを言っているのではなくて、家族とのつながりを感じられないとか、気遣ってもらえなくて不満だとか、疎外感を感じるとか、そういうメンタル的な意味で「居場所がない」と言っているわけです。

そしてこの「居場所がない」という言葉は、浮気がバレたときには実に使い勝手がよかったりします。

たとえ責められても、「俺は本当は浮気なんかしたくなかったんだ。俺の居場所を作ってくれないお前が悪いんだぞ」と、原因を妻に押し付けることができますし、妻のほうも「ああ、この人寂しかったのね。私がもっと大事にしておけば……」なんて素直に反省したりするから、余計に「居場所がないから浮気した」と声高らかに言いだしたりするんですよね。

こうした主張をする夫の傾向として、ハタから聞いていると身勝手としか思えないようなことを本気で不満に思い、それを妻のせいにしていることが多いです。

たとえば、家事や子育てに忙しい妻が、たまたまお茶を煎れてくれなかった、といったことでも、「俺は外で働いて疲れてるのに、どうしてお茶まで自分で煎れないといけないんだよ?」とか「俺はゴールデンウィークはずっとパチンコに行きたいのに、なんでお前の実家に行かなきゃならないんだよ」とか、「なんでお前がトイレから出てくるのを、俺が待ってないといけないんだよ」とか。

もちろんこれはあくまで一例ですが、だいたい大差ない理由だったりするんです。

で、浮気がバレたらそれを不満としてぶちまけて、「オレの居場所を作ってくれなかったお前が悪い」と来る。

正直、冗談じゃないですよね。

自分が浮気をしたことを、妻への不満に置き換えて正当化する。

それじゃ「仕事がないから強盗しました」といっているのと同じです。

そもそも「居場所」というのは、自分が調和していくなかで生まれてくるものであって、自分を中心にして、人にこしらえてもらうものではないですよね。

高級料亭じゃありまいし、「さあどうぞ、あなた様の居場所はこちらでございます」なんで家庭があるわけないです。

もしもあなたのご主人にこの傾向がある場合は、むやみと刺激せずにまずはご相談くださいね。

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