夫が相手女性と別れ話をするとき

ある方からのご相談で、『先日、夫の浮気が発覚し、問いただしたところ、『相手女性とは別れる。今回だけは許してくれ』と土下座して謝るので、しかたなく許しましたが、本当に相手女性と別れてくれたのか不安です。翌日、夫は「ちゃんと彼女とは別れてきたから。もう連絡も一切取らないよ」と言っていましたが、疑いが消えません。実際のところって、どうなんでしょうか?』といったお話がありました。

妻に『相手女性と別れるから』と約束した夫が、果たして本当に別れ話をしているのか?

その不安や疑念を感じるのは当然のことだと思います。

実は、ほとんどの男性は、浮気相手と別れるとき、はっきりとした別れ話をしたがりません。

なるべくなら「自然消滅」で少しずつフェイドアウトしていくことを望みます。

本来であれば、「昨日、妻に僕たちの関係がバレてしまったんだ。そのあと妻と話し合いをして、申し訳ないけど、君とは別れると決めたんだ」と毅然と相手女性に言わなくてはいけないのですが、それができる男性はほとんどいないんです。

それは、今までさんざん彼女に対して、甘い言葉や期待を持たせるようなことを言い続けてきた手前、妻に浮気がバレて別れ話を切り出すというのは、男性としてはこの上なくカッコ悪いし、情けない姿をサラすことになりますから、どうしてもプライドやメンツが邪魔してしまうんです。

そのため、「実は妻にバレてしまって、このままだと君が慰謝料請求されてしまうかもしれないから、しばらく会わないほうがいい」とか、「俺なんかと付き合っているのは、君にとってもよくないと思うんだよ」など、『別れたい』という意思をぼやかした言い方をすることが少なくありません。

すると相手女性のほうは、「じゃあ、あなたの本心は、私と別れたくないのね?」とか「奥さんにそう言えって強制されているんでしょ?」と解釈して、なかなか別れることに合意できなくなります。

そうならないように、夫のほうは、下手なプライドやメンツは捨てて、相手女性に対して、はっきりと「君とは別れる」と宣言し、その後に相手女性がどんなに連絡をとろうとしてきてもガン無視するなど、明確な態度で拒絶してあげることが必要です。

そこが曖昧だと、女性のほうも思いを絶てないですし、あなたに対しても、誠実であり続けることができなくなってしまいます。

もちろん、あなたのほうも、そう簡単にご主人を信じることなどできないと思いますし、本当に女性と終わってくれたのかどうかは、それからのご主人の言動を確認しながら、ひとつひとつ安心材料を積み上げていくしかありません。

ご主人の行動に不審なところがなく、「何もない毎日」が続いていく中で、少しずつあなたの不安は薄らいでいき、疑うことを忘れていくようになるでしょう。

そして、安心できる日々が増えていけば、元通りのあなたに戻れる日が必ずきます。

そのための第一歩として、ご主人には、しっかり相手女性と別れてくれることが肝心なんです。