夫の浮気をスマホアプリで確かめたい

夫の浮気を確かめるために、監視アプリ(スパイアプリ)を入れたい、という方がいらっしゃいます。

これは、たとえばAndroidアナライザーを例にすると、あらかじめ夫のスマートフォンにアプリを入れておくことで、夫に気づかれないように、通話履歴やsmsメール(電話番号でやりとりするメール)の内容をリアルタイムに自分のパソコンで確認できるというものです。

詳しく書くと、次の5つについて、情報を得ることができます。

①通話履歴(発信・着信・不在着信)

②SMSメッセージ

③電話帳

④GPS情報(リアルタイムの居場所)

⑤端末内のメディア(写真・動画)

こうしたアプリは、一昔前は胡散臭いものも多かったのですが、最近のものは本当にそれなりの機能を有していますし、使えば浮気の証拠がつかめる可能性があることは事実です。

でも、アプリの販売事業者自らが言っているように、相手に無断でインストールする行為は、たとえ夫婦といえどもプライバシーの侵害にあたり、もしもご主人があなたを訴えたような場合は、『不正指令電磁的記録供用罪等』が適用される恐れがあります。

もちろん、これらのデータを浮気(不倫)の証拠として裁判所に提出した際にも、証拠としての有効性は変わりません。

ただ、その証拠によって慰謝料や離婚が認められたとしても、あなたがプライバシーの侵害を行ったということは別件として問われてしまう可能性があるということです。
(『不正指令電磁的記録供用罪等』は三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金です)

また、こうしたスパイアプリを感知するアプリというのも、別に存在します。

たとえば、『tSpyChecker』は、個人情報を漏えいするアプリが自分のスマホの中にあるかどうかをチェックすることができます。

また、スマホにアプリをインストールする際に、スマホが触られたことを感知するソフトというのも存在します。
『Gotcha! Lite』は、スマホに内蔵されていたモーションセンサーの動きを感知します。

用心深い夫は、こうしたアプリをあらかじめ入れてある可能性もあります。

またスパイアプリを勝手にインストールされるということは、された側の心情としては、たとえ自分が浮気をしていた事実があったとしても、妻のことを生理的に受け入れられなくなったり、夫婦関係に決定的な溝を生んでしまう心配もあります。

どうしても本当のことを言わない、どうしても認めようとしない夫に対して、これ以上耐えられない、最終手段として用いる場合を除いては、極力、スパイアプリには手を出さないほうがよいかもしれません。

夫の浮気を確かめる方法や証拠を取る方法は、スパイアプリを用いなくてもほかにもいろいろあります。

なるべくあなた自身にとってリスクの少ない方法を選ぶことも大事です。

 

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