浮気相手の女性に夢中の夫

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私のもとに寄せられるご相談の中には、『以前の夫は決してこんな人ではなかったのですが、不倫のあとはすっかり変わってしまいました。これからどうしていけばよいでしょうか』といった内容もとても多いです。

中には、単に妻に対して冷たくなったとか、夜遅くまで帰ってこないというレベルの話ではなく、給料や貯金を勝手に使いこんで彼女に貢ぐ、妻ばかりか子供に対しても暴言を吐いたり大声で怒鳴り散らす、仕事もいい加減になり職場関係も悪化するなど、こんな人だとわかっていたら結婚なんかしてなかったわ、と思うくらいのダメ夫に変わってしまう人もいます。

浮気とはいえ、なぜこれほどまでに変わってしまうのでしょうか。

その理由はいくつもありますが、ひとつの要因としては、相手女性と日常的に会ったり、電話やメールのやりとりが続いていくと、どんどん彼女の存在が大きくなって、彼女の考えていることや求めることに感化され、ご主人が影響を受けてしまうことがあげられます。

要するに、「思考が持っていかれてしまう」という状態です。

また、相手女性の存在があることで、どうしても刺激的な日々を送るようになり、気持ちの高まりを抑えられなくなって、仕事もおろそかになったり、約束を平気でドタキャンしたり、思い通りにならないことにすぐイライラするなど、日常生活においても別の人間性が出てくることもあります。

すると、本来であれば当然備えているはずの責任感とか義務感とか、努力することがとてもめんどうくさい話に思えてきて、妻が気づかせようとして話をしても、まともに話し合いもできなくなり、現実逃避の状態のまま逃げ回ることになるわけです。

一方、家庭においても仕事においても、コミュニケーションがうまく取れなくなっていく中で、夫は次第に孤立していき、結果として「自分を理解してくれるのは彼女だけ」とか「彼女さえいればいい」、「家庭とかめんどくさいしどうでもいい」「干渉されたくない。自由になりたい」といった短絡的な考えに囚われて、ますます本来の夫とはかけ離れ身勝手な行動をとるようになってしまうのです。

でも夫婦である以上、そしてあなたがご主人の「妻」であることを諦めない限り、ご主人の暴走を止めるのはあなたしかいません。

ご主人の言動を怖れるばかりではなく、『自分はなんとしても家族を守る』という毅然とした強い心を持って、妻として強くあることも、時には必要になってくるのです。